男性の約4割が「マスクを外す意向がある」――。
美容ブランドを展開するMTG(名古屋市)が、20~40代の男性を対象に実施した「マスクが外れた際の意識調査」で、こんなことが明らかになった。3月13日以降、マスクの着用は個人の判断に委ねられるようになり、男性の消費行動にも変化が生まれそうだ。
マスクについてどのように行動する予定か聞いたところ約4割が「外す・外す意向がある」(37.1%)と答えた。
外す・外す意向がある人に、どのような身だしなみに気を遣うか尋ねたところ、1位は「髭のケア(シェービング、トリミング)」(31.3%)、2位は「肌のスキンケア」(28.6%)、3位は「髪型や髪のお手入れ」(20.6%)と、髭や肌、髪や口といった顔周りの身だしなみに気を遣う意向が聞かれた。
同社は「マスクを外すことで、顔周りへの意識が高まることが予想される」とコメントしている。
●マスクなしの生活 身だしなみはどう変化する?
マスクを着用しない生活で、顔回りの身だしなみ・ケアについて変化しそうなことは何だろうか。最も多かったのは「髭のシェービング、トリミングの回数が増える」(27.2%)、次いで「外見に対する自分自身の意識が向上する」(18.7%)、「スキンケアを始める、回数が増える」(12.1%)だった。
身だしなみで気を遣うポイントに「髭、肌、口」と答えた人に、マスクを外す生活になることでスキンケア行動はどのように変化すると思うか尋ねた。最も多かったのは「スキンケアの回数が増える」(25.6%)、次いで「スキンケアをするようになる」(11.8%)、「使用するアイテムが増える」(10.8%)だった。
スキンケアに前向きな人の理由は「人に見られる回数が増えるので、ケアの意識が向上するため」(48.8%)が最多だった。
2位に「マスクで隠れていた肌悩み(肌荒れなど)が露見するため」(17.8%)、3位に「シェービングやトリミング回数が増加し、肌への刺激が増えるため」(11.5%)が続いている。回答者のうち4割がスキンケアに対し、何かしら回数や消費が増えると考えていることが分かった。
「顔周りの身だしなみ・ケアについて、『何かしらの変化がありそう』と回答した人は半数を超えた。『脱マスク』で男性たちの身だしなみやスキンケアへの意識は高まり、髭、肌、口周りなどのセルフケア需要も高まると考えられる」(MTG)
調査は20~40代の男性を対象にインターネットで実施した。期間は2月28日~3月9日、有効回答数は9149人。

(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
マスクを入店や乗車の条件にするのを禁止しないとマスクはなくならない。政府の行政指導よろしく。
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