イオンリテールが効率化を目的とした「セミセルフレジ」を増やす一方で、「サポートレジ」の展開を拡大している。

【画像】イオンのサポートレジ(全9枚)

 同社では、精算のみを利用客が行うセミセルフレジをここ2~3年で急激に増やしている。広報担当者によると、このレジが今では圧倒的多数を占めているという。

 しかし、支払いをする際に戸惑ったり、ストレスを感じたりする利用客が一定数いることが課題として認識されるようになった。そうした利用客をサポートするために、店員が精算機まで出向くシーンも増えていたという。

 会計時に助けを求めているのは、介護が必要な人、高齢者、視覚障害者などだ。そこで、同社は2022年4月にオープンしたイオンスタイル上飯田(名古屋市)に、サポートレジを初めて導入。全社的にこのタイプのレジが必要だと判断したため、現在では240店舗にまで拡大している。将来的には300店舗超への導入を目指すという。

 サポートレジとは、これまで多くのスーパーなどで主流だった有人レジのことを指す。見た目はいわゆる“普通”のレジだが、「サポートレジ」という看板が付いている。「サポートを希望されるお客さまの優先レジです」や「こちらは、お体が不自由な方などゆったりしたお会計をご希望のお客さま優先レジです」といった文章に加え、車いすマークや妊婦マークなどもある。

 イオンリテールは「イオン」「イオンスタイル」などに、セミセルフレジ、キャッシュレスセルフレジ、「レジゴー」(利用客が買い物する商品のバーコードを自分でスキャンしながら店内を回り、支払いのコードをセルフレジで読み込むスタイル)の導入を進めている。

●他のチェーンでも導入進む

 このように、会計をパパっと済ませたい人向けのレジを拡充するだけでなく、手助けが必要な人の対応も重視する考えだ。

 セミセルフレジは、業務効率化などを目的にイオンだけでなく外食やコンビニでも導入が進んでいる。例えば、すき家は17年7月に一部店舗で実験的に利用した後、現在はほとんどの店舗に導入している。セブンイレブンでも同様のタイプのレジが拡大している。

サポートレジとは?


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

セミセルフレジでは人件費の削減にならない。コロナ対策の非接触のために導入したんだろうが、今となっては金をドブに捨てたようなもの。





これって普段元気な人が夜勤明けの脳みそ*でるときに使ってもいいのかな? マジでセルフレジに2分くらいかかるんだけど


別にセミセルフや普通のレジ使うのに年齢制限なんてねえだろう